最近、ガソリンスタンドで「水抜き剤」をめっきり勧められなくなったワケ
かつて、ガソリンスタンドではフルサービス店では「水抜き剤」の使用を勧められることがよくあった。最近ではめったにない。いったいなぜか。
セルフ式普及とサービス減少
1998(平成10)年の消防法改正でセルフ式が解禁される以前は、フルサービスのガソリンスタンドが多く、給油時にさまざまなサービスを提供していた。
フロントガラスなどの車窓を拭いてくれたり、ゴミや吸い殻を灰皿に捨ててくれたり、車内を拭くタオルを貸してくれたり、短時間で数多くのサービスが受けられるのはほぼ当たり前だった。
フルサービス店では、しばしばスタッフとのやりとりがあり、「水抜き剤」の使用を勧められることがよくあった。
最近ではセルフ式が増えてスタッフが少なくなり、声をかけられる機会も減って、水抜き剤を勧められることもめっきり少なくなった。