フォルクスワーゲンがドイツ国内工場の閉鎖検討 対象はどの工場になるのか? EV市場の未来に警鐘鳴る

キーワード :
, ,
フォルクスワーゲンは、ドイツ国内で工場の閉鎖を検討しており、六つの工場における雇用保証契約を打ち切る方針を示している。背景には、EV需要の減速や競争の激化がある。2024年のコスト削減目標は約1兆6000億円であり、主要工場を閉鎖することで過剰な生産能力を解消し、EVシフトを進める決断を迫られている。

今後のEV事業展開

VWグループ本社(画像:VW)
VWグループ本社(画像:VW)

 VWはディーゼルゲート以来最大の試練に直面しており、EVシフトの最中で正念場を迎えている。創業以来初めてのドイツ国内工場の閉鎖を決断することで、社内外に危機感を持たせつつ、コスト削減とEVシフトの推進を図ろうとしている。

 VWグループの今後のEV事業展開には、リヴィアンとの提携や新たに立ち上げるEVブランド「スカウト」による北米事業の強化が含まれている。

 また、シャオペンとの提携を強化し、アウディと上海汽車の協力を拡大することで、中国市場では比亜迪(BYD)などの新興EVメーカーに対抗する構えだ。

 そして、欧州ではドイツ国内工場の閉鎖という苦渋の決断を経て、EV事業の再建に向けて全力を尽くすだろう。

 コスト削減の一環として行われるであろうドイツ国内の工場閉鎖や従業員の解雇は、今後のVWのEV事業にどのように影響するのだろうか。

全てのコメントを見る