ソウル市の「水上バス」10月に再出発! セウォル号の悪夢を乗り越え、交通革命は実現するのか

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ソウル市は交通渋滞と混雑を緩和するため、10月に新しい水上バスを運行開始予定。このバスは市内の主要な七つの船着き場を結び、54分で移動できるが、冬の寒さやアクセス改善が課題となっている。

2025年に船着き場増設

水上バスの停留所イメージ(画像:ソウル市)
水上バスの停留所イメージ(画像:ソウル市)

 ソウル市は2025年以降、漢江リバーバスの主要船着き場を段階的に拡大する計画を立てている。

 この計画には、

・ワールドカップ競技場がある「サンアン」
・ヨンサン駅に近い「ノドゥル島」
・高速バスターミナルがある「バンポ」
・人気が高まっている公園「ソウルの森」

が含まれている。主要船着き場を増設することで、市内の交通アクセスが向上し、市民や観光客にとって便利で快適な移動手段を提供することを目指している。

 さらに、船舶数も段階的に増やす計画がある。新しい船舶を導入することで、漢江リバーバスの運行頻度を増やし、利用者の待ち時間を短縮することを目指している。これにより、漢江リバーバスはソウル市内の重要な交通手段のひとつとして定着し、より多くの人々に利用されることが期待されている。

 ソウル市が10月から開始予定の大規模な水上交通手段の運行開始まで、もうすぐだ。運行開始までにはまだ多くの課題が予想されるが、果たして10月に無事に運行が始まるのか注目される。また、どれだけの利用者がこの新たな交通手段を利用するか、今後の展開が非常に楽しみだ。

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