「最前列に座らせろ」 横暴すぎる“マイル修行僧”に航空会社は大迷惑! 現役社員がぶっちゃけ「迷惑です」

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上級ステータスを得るために、1日に何往復も国内線を利用する“マイル修行僧”。現役の航空会社社員が、彼らに対する複雑な思いを明かす。

“マイル修行”にいそしむ人たち

飛行機(画像:写真AC)
飛行機(画像:写真AC)

 お盆やゴールデンウィークに、混雑するエコノミークラスのカウンターを横目に、ビジネスクラスのカウンターで素早くチェックイン。優先検査場から入り、出発まで優雅にラウンジで過ごす。そして、機内に入る時間になったら、優先搭乗で真っ先に――。

 そのような上級ステータスを得るために、1日に何往復も国内線を乗り継いでいる人の話を聞いたことがあるだろうか。彼らの行動は“マイル修行”と呼ばれ、

・JAL「JGC修行」
・ANA「SFC修行」

がある。実践する人たちは

“マイル修行僧(以下、修行僧)”

と呼ばれる。ただ、そんな彼らの裏ではちょっとした問題が生じている。本稿では、現役の航空会社社員である筆者(ジーナ、旅行ライター)が、その実態を紹介する。

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