電動キックボードより安心? いま「電動アシスト自転車」シェアサービスが世界中で急増している、実にもっとな理由
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Eバイクのシェアリング市場は欧米で急成長し、英国ではEバイクがシェアサイクル全体の59%を占める。今後の日本でもEバイクの導入が交通インフラの改善に貢献すると期待されている。
都市交通に革命起こすEバイク

パリでは、かつてピーク時に1万5000台のレンタル電動キックボードが利用されていたが、駐車マナーの悪さや危険運転が問題視され、2023年に禁止された。その結果、Eバイクシェアリングのサービスが拡大する余地がさらに広がっている。
ポルトガルの首都リスボンでは、コロナ禍にともなう交通の変化に対応して自転車レーンが増設され、Eバイクが都市交通の近代化と持続可能なモビリティの一環として重要視されている。今後も整備が進められる予定だ。
デンマークのコペンハーゲンでは、トヨタのサブスクリプションサービスKintoが、カーシェアリングに加えて600台のEバイクの提供を開始した。
ベルギーやドイツでは、Eバイクの普及が進み、すでにアシストなしの自転車を上回る利用が見られている。
米国のウィスコンシン州マディソンでは、自動車からEバイクシェアリングへの移行が進み、特に4km以内の移動手段として競争力を発揮している。
米国の市場調査会社インフィニティ・ビジネス・インサイトは、「Eバイクシェアリングは、環境に優しく都市交通に革命を起こしており、2023年から2030年にかけて毎年25%の成長が見込まれる」と予測している。
Eバイクシェアリング市場の成長は地域によって異なり、北米や欧州の人口密度が高い都市部では自動車依存が減少し、持続可能な交通手段への関心が高まっている。また、アジア太平洋地域でも効率的で環境に配慮した都市交通への需要が増しており、市場の大幅な拡大が見込まれている。