なんと“2階建て”バージョンも登場! 近年、飛行機の「座席」が進化し続ける根本理由
飛行機の座席は、快適性とプライバシー、機内エンターテインメント、そして収益性のために改善されつつあり、2階建て座席や最新技術によって、座席市場は2032年までに64億ドルに成長すると見られている。飛行機のキャビンは「動く空間」へと進化している。
新型2階建て座席登場

飛行機の座席は近年、形も機能も革新的な進歩を遂げている。その最たる例が、エアクラフト・インテリア・エキスポ(AIX)で発表された2階建て座席だろう。
この座席は、24歳のスペイン人起業家アレハンドロ・ヌニェス・ビセンテが提案し、スポンサーからの資金援助とアドバイスを受けて開発された。階段3段で上がる2階席は幅101cmで、ふたり、キャリーケース2個、バックパック2個を収容できる。
一方、1階席は幅が61cmと2階席より狭いが、ベッドは長さ225cmとゆったりしており、32インチのモニターが設置され、ホテルの一室に滞在しているような雰囲気を醸し出している。
また、日本航空(JAL)の新型機では、ファーストクラスに43インチの個人用モニターが装備されている。これは業界最大級のモニターであり、4Kにも対応しているため、リビングルームのような贅沢な空間となっている。
また、ヘッドレストにはスピーカーが内蔵されており、ストレスなく映画や音楽を楽しめる。これらの設備により、JALのファーストクラスはまさに「移動する空間」であり、高いプライバシーと快適性を提供している。
これは、飛行機の座席がかつてのイメージから脱却し、より快適で上質なものを提供しようと努力していることを示唆している。