タワマンはもういらない? まだ必要? 建てて「いい場所」「悪い場所」をじっくり考える
タワーマンションの建設は地域社会に複雑な影響を与える。コミュニティー形成の困難やインフラ対応の課題がありながらも、商業施設の増加などのプラス面もある。適切な計画と調整が重要だ。
都市の持続可能性とタワマン

住宅嗜好は時代とともに変化し、一戸建て、団地、都心、郊外と人気のトレンドは移り変わってきた。今でこそタワマンは一種の“成功のシンボル”となっているが、
「タワマン = おしゃれ」
「タワマン = リッチ」
「タワマン = かっこいい」
という価値観がいつまで続くかはわからない。したがって、地域の特性や将来像に見合った立地でタワマン開発を進めるべきであり、短期的な利益だけでなく、長期的な都市の持続可能性も考慮した慎重な判断が求められる。
特に、新住民により税収が増加した時期に、交通インフラなどの整備を行う必要がある場合もある。立地選定にあたっては、地域特性や長期的な都市計画を考慮し、既存のコミュニティーや環境と調和した開発が望まれる。
タワマンは単なる住居ではなく、都市開発の“一要素”である。つまり、最適な立地とは、周辺住民を含めた形で計画を進めることができる場所なのだ。