港区「ちぃばす」に乗って小旅行! 9つのルートが織りなす都心の散歩ルートとは【連載】町バスに乗って(7)

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港区を中心に走るちぃばすは、歴史ある九つのルートを通じて地域を結び、特に散歩や観光に便利だ。利便性と地域密着型のサービスが評価されている。

ルートは実に多彩

ちぃばすの路線図(画像:フジエクスプレス)
ちぃばすの路線図(画像:フジエクスプレス)

 ちぃばすは、富士急行の完全子会社・フジエクスプレス(東京都港区)が受託運行している。同社のウェブサイトによると、

「六本木ヒルズを中心に芝浦地区と赤坂地区を結ぶ八つのルートを運行致します」

と書かれている。なるほど、九つのルートがあった。田町ルールは2種類あるから、八つでいいのか? 早速見てみよう。

●田町ルート
 最初に掲載されているのが、このルートだ。JR田町駅から都営三田線と浅草線の三田駅を経由し、大江戸線の赤羽橋駅、南北線の麻生十番駅前を経て、六本木ヒルズ、六本木駅まで行き、再び田町駅に戻ってくる。ちぃばすの“看板路線”なのだろう。

●田町ルート(車庫発着便)
 書かれているとおり、赤羽橋駅、田町駅を経て、芝浦車庫を往復する。車庫から発着でちぃばすにとって重要だ。

●赤坂ルート
 名前のとおり、赤坂駅を中心に六本木駅から青山一丁目駅までを走る。筆者がよく利用し、青山、赤坂、六本木という港区の人気スポットを走る。

●芝ルート
 港区はかつての芝区、麻布区、赤坂区がいっしょになって1947(昭和22)年に誕生した。このルートはかつてあった芝区を走る。新橋駅、虎ノ門2丁目、港区区役所、田町駅東口、みなとパーク芝浦などである。区役所へ行くならこれだ。

●麻布東ルート
 かつての麻布区の東側を走る。港区区役所北、神谷町駅前、六本木けやき坂、広尾駅などである。東京タワーの下を走り抜けていく。

●麻布西ルート
 かつての麻布区の西側を走る。広尾駅、麻布十番駅前(一の橋)、六本木けやき坂を経て広尾駅へ戻ってくる。有栖川記念公園から仙台坂を走るこのコースは大好きだ。

●青山ルート
 六本木ヒルズ、日赤医療センター。表参道駅、青山一丁目駅前、赤坂見附駅という港区内の人気スポットを巡る。筆者が最初に乗り、ちぃばすを好きになったルートだ。

●高輪ルート
 品川駅港南口から高輪地区を走り、三田駅前に至る。散歩の記事を書くためにこの地域には何度も足を運んだ。このルートはそのまま魅力的な散歩コースになっている。レトロな高輪消防署二本榎出張所などが車窓から見えてきてしびれる。

●芝浦港南ルート
 竹芝桟橋入口、田町駅東口、品川駅港南口、田町駅東口そして、芝浦桟橋入口に戻ってくる。いくつもの橋を渡り、川を超えて走るため車窓の景色も楽しい。

 ちぃばすはコミュニティーバスとして、実に多彩なルートを走っている。とにかく、どのルートも楽しいので、ぜひ乗ってみてほしい。

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