バス停革命? ベルギーの地域密着「臨時バス停」が、超高齢社会の日本にも応用できそうな予感

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日本のバス停は小規模で、バリアフリー対応が不十分なものが多い。ベルギーの取り組みを参考に、仮設バス停の導入やアクセスの改善が重要である。

道路工事中でも便利な臨時バス停

ヘントの臨時バス停(画像:ベルギー・ヘント)
ヘントの臨時バス停(画像:ベルギー・ヘント)

 ところ変わってベルギーのヘント。約26万人が暮らすこの都市では市営バスが運行されているが、2024年6月に移動式で簡単に設置・撤去できる

「臨時バス停」

を導入した。道路工事のためバス停を一時的に移転させる場合に、従来よりアクセシビリティ(アクセスのしやすさ)が向上する。

 バス停がないのは工事中の短期間かもしれない。一般的な通勤者にとっては少しの不便を我慢すれば事足りるだろう。路面からバスに乗るのは、わずかな高さかもしれない。しかし、それは障がい者にとっては、とてつもなく高いハードルになるのである。

 臨時バス停のプラットホームは高くなっている。バス乗降口との落差をなくすことが一番の特徴で、高齢者も簡単に乗り降りが可能だ。臨時バス停の主な目的は、アクセシビリティを保証することだ。モビリティ担当のフィリップ・ワッテーウ市議会議員は

「2030年までに、バス停の50%、乗り換えバス停の100%が完全なアクセシビリティを備えたものになります。再設計の際には、すべてのバス停が完全なアクセシビリティを備えることになります」

と述べる。バス停に完全なアクセシビリティを確保するには、一定の場所が必要だが

「そのためにスペースを解放します。この点は妥協できません」

と同議員は強調する。また、元の停留所にできるだけ近い場所に設置する方針だという。

「いつものバス停に来たけれども見つからなかった」
「移動したバス停まで長い距離を歩かなければならなかった」

ということがないように配慮しているのだろう。将来的には、常設の停留所には視覚障がい者誘導用ブロックと高い縁石が設置される予定だという。

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