バイクは「自由と冒険」の象徴だ! 風を感じ日常から抜け出せ 文化衰退の今こそ魅力再発見のときである【連載】バイクしようぜ!(1)
二輪車は安全性や環境性能の面で四輪車に劣るというイメージが強い。しかし、最近のバイクメーカーの技術革新により、ABSやトラクションコントロールなどの安全機能が向上している。
バイクの魅力を再発見

バイクは“自由と冒険の象徴”だ。新しい世界への扉を開き、未知の領域への旅を可能にしてくれる。
その一方で、都市部では公共交通機関や自動車の利便性に押され、二輪車の需要は減少傾向にある。また、安全性や環境に対する関心の高まりも影響し、
「二輪車は四輪車に劣る」
というイメージが定着している。
加えて、高齢化社会の進展により、若年層の需要が減少している。こうした要因が重なり、二輪車業界全体が衰退している。しかし、そんななかでもバイクには色褪せない魅力がある。
まず、バイクに乗るということは、風や自然を感じる
「爽快な体験」
である。これは他の交通手段では味わえない体験だ。バイクに乗れば、
・風を切って走る感覚
・エンジンの振動
・加速感
など、五感を刺激される体験ができる。これらの体験は、バイクに乗る人たちにとって非日常的な体験となり、日常から一時的に逃避することを可能にしてくれる。
本稿は当媒体の連載「バイクしようぜ!」の記念すべき第1回目である。衰退の一途をたどる二輪車業界を盛り上げるべく、バイクの魅力をたっぷり伝えていくつもりだ。お付き合いいただければうれしい。それでは皆さん、ご唱和願います。
「バイクしようぜ!」