バイクは「自由と冒険」の象徴だ! 風を感じ日常から抜け出せ 文化衰退の今こそ魅力再発見のときである【連載】バイクしようぜ!(1)
二輪車は安全性や環境性能の面で四輪車に劣るというイメージが強い。しかし、最近のバイクメーカーの技術革新により、ABSやトラクションコントロールなどの安全機能が向上している。
バイク文化の魅力

バイク市場は常に最新技術にアップデートされているが、独自の文化やコミュニティは今も存在し続けている。ツーリングやオフロード走行など、バイクを通じて新しい仲間と出会い、新しい体験をするコミュニティが盛んだ。バイク愛好家が集まり、情報交換や親睦を深めるバイククラブやイベントも多い。
もちろん、バイクに乗ることだけが目的ではなく、
・バイクに関する知識や技術の共有
・バイクを通じた社会的交流
も盛んだ。バイク愛好家にとって、それは一種のライフスタイルである。
2023年度二輪車市場動向調査(日本自動車工業会)によると、近年のバイク利用状況は2015年度以降30万台レベルで推移していたが、2021年度以降は40万台を超えた。その背景には、2020年度の新型コロナウイルスの感染拡大による「三密(密閉・密集・密接)」を回避しようという意識の高まりによるバイク需要の急増がある。
コロナ禍が去った後も、バイク文化はその独特のスタイルで世界中のバイク愛好家から高い評価を得ている。バイクは「単なる移動手段」を超え、
・ライフスタイル
・芸術
・情熱
の証として根付いている。バイクは“自由と冒険の象徴”であり、オープンエアでのライディングは他の交通手段では味わえない特別な体験を提供してくれる。