街中でひときわ目立つ「ラッピングバス」 その広告効果が全然あなどれないワケ

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石原慎太郎元都知事は、バスや路面電車の広告面積を「30平方メートル」に規制緩和した。さて、このラッピングバスの広告効果はどうなのだろうか。

ラッピング広告の新たな可能性

リラックマデザインのラッピングバスのイメージ(画像:サンエックス)
リラックマデザインのラッピングバスのイメージ(画像:サンエックス)

 2000年の都営バスを皮切りに、ラッピングバスはさらに広がりを見せている。

 例えばオリエントコーポレーション(東京都千代田区)は、埼玉県ふじみ野市の本社別館と東武東上線ふじみ野駅を結ぶ社員通勤バスにラッピングを施した。そのデザインがユニークだ。

 ふじみ野市と協力し、市内の子どもたちに「笑顔」をテーマにした絵を募集した。また、社員の子どもたちが描いた絵もデザインに加えた。また、バスの見学会を実施し、市民との交流の機会を設けている。金融サービス企業として地域社会との信頼関係は重要であり、ラッピングバスはその一翼を担っている。

 2023年1月、サンエックス(同)は「リラックマ」のキャラクター誕生20周年を記念したツアーを企画した。はとバスと共同で「リラックマ×はとバスコラボ企画 リラックマとおでかけ ごゆるりはとバスツアー」を運行した。

 ツアーに使用するバスにリラックマデザインのラッピングを施し、「リラックマと一緒にのんびりツアーを楽しもう」というコンセプトで実施した。

 これらの事例から、ラッピングバスの広告が単なる広告の枠を超えて広がりを見せていることがわかる。費用対効果の高い同広告は、付加価値を高めつつある。

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