首都高でいまだに「広告看板」を見かけるワケ 令和の時代になぜ? 本当に効果的なのか
首都高を走っていると、大型広告看板が目に飛び込んでくる。デジタル化の時代にあって、いかにも原始的な印象は否めないが最近はそうでもないようだ。
首都高のデジタル革命

首都高道路(首都高)を走っていると、ビルの屋上などに設置された大型広告看板が目に飛び込んでくる。デジタル化の時代にあって、いかにも原始的な印象は否めないが、最近はそうでもないようだ。新宿駅の「クロス新宿ビジョン」の3Dアニメーションほどではないが、首都高周辺の広告塔には発光ダイオード(LED)ビジョンを活用したデジタル看板がいくつか採用されている。
屋外広告を専門に取り扱うヒット(東京都中央区)は、首都高の全13面をカバーするネットワークビジョン「首都高デジタルLEDボード」を順次置き換えている。例えば、日本橋浜町の広告ビジョンでは、LED広告面を縦9m×横16mに大型化し、LEDピッチを25mmから16.67mmに変更することで解像度を高めた。大画面、高画質、高輝度により視認性が向上した。実際、80.0平方メートルを超える大型LEDビジョンは、広告としてインパクトがある。
そもそも、首都高周辺にはさまざまな看板があるが、規制はあるのか。東京都都市整備局都市づくり政策緑地景観課の「屋外広告物のしおり」によると、禁止区域は道路境界線から左右50m以内、路面からの高さが15m以下の空間となっている。また、近年増加傾向にあるLEDビジョンについては、明るさや大きさに関する細かい規制はない。