まずは、大阪~和倉温泉直通「特急サンダーバード」を復活させてはどうか?【リレー連載】やるぜ、能登復興。(1)

キーワード :
, , ,
3月16日、北陸新幹線の金沢-敦賀間が開通し、沿線は祝賀ムードに包まれた。本稿では、和倉温泉と大阪・名古屋を結ぶ直通特急の復活をさらに提案。その根拠を詳しく説明したい。

普通列車の利便性差

七尾線事業者区分(画像:大塚良治)
七尾線事業者区分(画像:大塚良治)

 一方、七尾線の区間運転の特急は、新幹線の二次交通として、新幹線の利用促進を下支えする。仮に七尾線の特急が廃止され、新幹線で金沢に到着した後に能登半島へ向かう列車がすべて普通列車となった場合、能登半島への客足に影響が及ぶことが懸念される。

 金沢~和倉温泉間の所要時間は能登かがり火が約1時間であるのに対して、普通列車の場合、七尾駅での乗り換えが必要で、おおむね2時間かかる。

 同駅でのJR七尾線⇔のと鉄道七尾線の平日の待ち合わせ時間は10分未満から50分程度(適当な接続列車がない場合は除外)と幅があるため、時間帯により普通列車の所要時間にも幅が出る。

 七尾~和倉温泉間では、のと鉄道が第二種鉄道事業者として同区間の普通列車の運行を担っているため、JR七尾線の普通列車は七尾止まりとなっている。第一種・第二種・第三種鉄道事業者の定義および七尾線の鉄道事業者の区分と列車運行の関係は、図をご覧いただきたい。

全てのコメントを見る