神戸ブランド失墜? 「異国情緒なんて魅力ない」と地元店は嘆き節、目玉のJR新三ノ宮駅起工で閉塞ムード打ち破れるか

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神戸市中央区三宮地区では大規模な再開発事業が進められており、その目玉となるJR三ノ宮駅の建て替えが始まった。市はこのプロジェクトを足掛かりに、長らく沈滞ムードが続いていた神戸を再生させたい考えだ。

JR三ノ宮駅を高層化、私鉄駅とデッキ接続

高層ビルに生まれ変わるJR三ノ宮駅の建て替え工事現場(画像:高田泰)
高層ビルに生まれ変わるJR三ノ宮駅の建て替え工事現場(画像:高田泰)

 市の都心部に当たるJR三ノ宮駅周辺には、

・神戸三宮駅(阪急電鉄)
・神戸三宮駅(阪神電鉄)
・三宮駅(神戸新交通)
・三宮・花時計前駅(神戸市営地下鉄海岸線)
・三宮駅(神戸市営地下鉄西神山手線)

がある。それぞれ少し距離があり、乗り換えが不便だが、市は六つの駅をひとつに見立て、デッキなどで接続する三宮クロススクエアを整備する。

 さらに、JR三ノ宮駅西の阪急神戸三宮駅ビルが2021年、29階建て複合施設に生まれ変わったほか、分散していた中長距離バスターミナルを1か所に集約して入居する32階建て複合施設の整備が、JR三ノ宮駅の東で進む。

 市は官民で三宮再整備に取り組み、約30年後までに約150棟のビルを建て替える計画。鉄道やバスの乗り換えにくさや幹線道路で分断された三宮の弱点を克服し、新時代にふさわしい都心部として再生するのが狙いだ。総投資額は市推計で民間事業も含めて

「7440億円」

に及ぶ。

 JR三ノ宮駅の南でも施設整備が続いている。神戸港に面した新港突堤西地区で2021年、複合施設「神戸ポートミュージアム」が誕生したのをはじめ、市役所本庁舎2号館跡地は2028年の建て替えでホテルや商業施設を入れた複合施設に生まれ変わる。市都心三宮再整備課は

「三宮を人が主役の居心地の良い場所に変え、神戸を再生させたい」

と意気込んでいる。

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