スズキ「4代目ジムニー」納車まで1年以上、ユーザー我慢の日々! もはやキャンセル車・新古車も選択肢か

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最新モデルとなる4代目ジムニーは、20年ぶりのフルモデルチェンジ。発売当初は納車まで1年待ち、生産体制を強化しても注文数に生産が追い付かないという状況だった。

納車が滞る軽SUV

スズキ「ジムニー」(画像:スズキ)
スズキ「ジムニー」(画像:スズキ)

 スズキ「ジムニー」は軽スポーツタイプ多目的車(SUV)で、現行モデルの4代目「ジムニー」は2018年の登場以来、その人気の高さから納車が遅れている。

 ジムニーはスズキの伝統的な車のひとつで、軽自動車というコンパクトなサイズのなかに本格的なオフロード性能を盛り込んでおり、現在の軽自動車では唯一のクロスカントリーSUVといっても過言ではない。

 最新モデルである4代目ジムニーは、3代目ジムニー以来20年ぶりのフルモデルチェンジとなるが、予約段階から生産台数が受注に追い付かなかった。発売当初は納車まで1年待ち、その後生産体制を強化しても受注に生産が追い付いていない。

 ジムニー登場から6年後の2024年現在も、納期は約1年かかる見込みだ。筆者(いのうえみつみ、乗り物ライター)も現地のスズキのディーラーに確認したところ、特に人気の高いAT(オートマチックトランスミッション)モデルは納期が1年以上、MT(マニュアルトランスミッション)モデルは6~8か月かかる見込みだ。

 納期が長期化している理由は、もちろん受注台数の多さもあるが、昨今の半導体不足や世界情勢など、自動車業界全体の納期を遅らせている外的要因もある。今後、ジムニーの購入を検討している人は、まず納期を検討し、長期的な乗り換えのタイミングを計画する必要があるだろう。

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