「バイク = 暴走」というイメージが今も根強いワケ 犯人はマスコミだった? 若者とバイクの歴史を振り返る

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過去50年にわたる日本のバイクと若者の歴史を検証し、現代のバイクや新しい乗り物など、二輪車の未来について考える。

携帯禁止との共通点

1988年の状態別死亡事故数。平成元年『警察白書』より(画像:警察庁)
1988年の状態別死亡事故数。平成元年『警察白書』より(画像:警察庁)

 一方、若者以外の人々の間では、バイクはマイナス(悪)なイメージが強かった。

 そのイメージの象徴が「暴走族」と呼ばれる集団で、週末深夜に改造バイクで危険な走行をし、速度違反や蛇行、なにより集団走行による騒音をまき散らし(爆音が出るように改造していたものも多かった)、沿道の住民を中心に、バイクに乗る若者を敵視する人も多かった。

 また、若者がバイクで事故を起こすケースも多く、1980年代には10代と20代のバイク死亡事故が顕著に増加した。

 そのため、学校でバイクや免許の取得を禁止し、その危険性を訴えることで若者のバイク離れを図る社会運動が広まった。

 この傾向は、2000年代に携帯電話が若者の間で普及し、携帯電話関連の犯罪が報道されるたびに、若者の携帯電話の所持を禁止し、その危険性を訴える社会運動が全国で見られたのと似ている。

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