「日本版ライドシェア」の成功ポイントは四つ? 自動車フリークがベトナムでライドシェアを体験してみた

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正月休みを利用して、ベトナム第3の都市ダナンを訪れた筆者が、現地ライドシェアを体験した。

アジアのハワイ「ダナン」

ビンファストが運営するEVタクシーXANH SM(画像:北森ヒトシ)
ビンファストが運営するEVタクシーXANH SM(画像:北森ヒトシ)

 正月休みを利用して、ベトナム第3の都市ダナンを訪れた。近年、ダナンは「アジアのハワイ」と呼ばれ、世界有数のリゾート地として多くの観光客が訪れている。

 2023年9月、秋篠宮ご夫妻が日越外交関係樹立50周年を記念してベトナムを公式訪問された際、同地に立ち寄られた。

 そのほか、藤井聡太八冠が、同年6月にダナン三日月ホテルで行われた「第94期ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負」の初戦で佐々木大地七段と対局し、海外初対局を果たしたことでも知られている。

 さて、現地での主な移動手段は、地元ベトナムの電気自動車(EV)メーカー・ビンファストが運営するEVタクシー「XANH SM」と、東南アジアで一般的なライドシェアアプリ「グラブ」だった。2024年4月から日本で導入が予定されているライドシェアと比較し、日本におけるあるべき姿を考えた。

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