沖縄出身ライターが県内屈指のリゾート地で「自動運転カート」に乗ってみた結果

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沖縄の遊歩道で自動運転を実現するための課題とは何か。本稿では「北谷町MaaSプロジェクト」についてリポートする。

北谷町で進む自動運転

ミハマシャトルカートと注意喚起の看板(画像:伊波幸人)
ミハマシャトルカートと注意喚起の看板(画像:伊波幸人)

 筆者(伊波幸人、自動車ライター)は沖縄県出身である。そのため、リゾート地で遊んだ思い出も少なくない。なかでも県中部に位置する北谷(ちゃたん)町の「美浜アメリカンビレッジ」は、2000年代にはおしゃれな街並みで、飲食店、雑貨店、各種店舗が立ち並び、観光客や地元民に人気だった。

 先日、久しぶりにこの地を訪れた筆者は、観光客が歩く遊歩道に

「注意!カートが走っています」

と書かれた看板があるのに気づいた。実際走っている自動走行カート「ミハマシャトルカート」の運転席には人が座っていたが、ハンドルは握っていなかった。調べてみると、現在レベル3(条件付き自動運転)で、レベル4(特定条件下における完全自動運転)を目指しているとのことだった。

 レベル3は、システムがすべての運転タスクを実行するが、ドライバーはシステムの介入要求などに適切に対応しなければならないレベルであり、レベル4は、特定の条件下でシステムがすべての運転タスクを実行するレベルを指す。

 レベル4を達成するためには、歩行者の安全を確保しながら自動化する必要があるが、どうだろう。遊歩道は観光客でにぎわっており、歩行者の往来も多い。筆者が実際に試乗した結果、レベル4の自動運転にはまだ到達しておらず、課題解決に向けて試行錯誤の段階だという。

 遊歩道での自動運転の実現に向けた課題とは何か――。本稿では、「北谷町MaaSプロジェクト」をリポートする。

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