世界最高峰の自動運転技術 「ウェイモ」がひた走る、配車サービスとトラック輸送の現在地

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世界最大級のテクノロジー見本市「CES2022」にWaymo(ウェイモ)がバーチャル出展を行い、同社役員らがウェイモのストーリーについて語った。近年、完全自動運転車両を使用した配車サービスの「ウェイモ・ワン」や、自動運転トラックを使用した輸送サービスの「ウェイモ・ヴィア」などにも取り組んでいる同社。その動向について振り返る。

“最高峰”を測る「継続自動運転距離」

完全自動運転車両を用いた配車サービス「Waymo One(ウェイモ・ワン)」。利用希望者は何万人にものぼる(画像:Waymo)。
完全自動運転車両を用いた配車サービス「Waymo One(ウェイモ・ワン)」。利用希望者は何万人にものぼる(画像:Waymo)。

 世界最高峰の自動運転技術を保有する企業はどこかと聞かれたら、読者の皆様はどう答えるだろうか。

 米国カリフォルニア州では自動運転車両の公道試験を許可しており、それを管理する車両管理局(DMV)が年に一度「Disengagement Report(ディスエンゲージメント・レポート)」を公開している。

 本稿執筆時点での最新版(2020年版)によると、公道試験における自動運転車両の「総走行距離」を「自動運転モードからの離脱回数」で割った「継続自動運転距離」が最も長かったのは、グーグル子会社で自動運転システムの開発を行うWaymo(ウェイモ)だった(※)。

 よって現時点ではウェイモが世界最高峰の自動運転技術を保有する企業だと言えるだろう。

※具体的には、およそ100万kmの総走行距離に対し、21回のディスエンゲージメントがあり、継続自動運転平均距離はおよそ4.8万kmという結果となった。

 ウェイモは2022年1月、世界最大級のテクノロジー見本市である「CES2022」にバーチャルで出展を行った。

 オンラインブースでは“世界で最も経験豊富なドライバー”である第5世代の自動運転システム「Waymo Driver」を搭載した、配車サービス用の「ウェイモ・ワン」と輸送トラックの「ウェイモ・ヴィア」の車両を展示した。