超高齢社会の現実! 「介護送迎」で事故・トラブルが絶えない根本的理由とは

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介護業界の送迎事故が後を絶たない。問題の根本解決に必要なことは何か。

地域実証実験の成果

福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」のウェブサイト(画像:ダイハツ工業)
福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」のウェブサイト(画像:ダイハツ工業)

 ダイハツ工業は、送迎業務の効率化を図るため、2022年4月から福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」を提供している。主に自治体を対象としたサービスで、通所介護施設での送迎業務を共同化することで、送迎業務の効率化を目指す。

 2020年に香川県三豊市で実施した実証実験では、地域の複数の介護事業所から送迎業務の請負を受注し、送迎車両台数の2割削減が報告された。

 また、2018年からは送迎の順番が近づくと利用者宅に自動で電話がかかるなど、業務効率化のためのサービスを提供する「送迎支援システム らくぴた送迎」も展開されている。導入コストなどの課題はあるだろうが、介護送迎の負担軽減や地域の輸送力強化につながるサービスとして注目されている。

 一方、私たちにできるのは、介護・福祉車両に道を譲り、停車スペースに配慮した運転をすることだろう。介護送迎の問題を解決するために、ICTや送迎システムの活用など新たな取り組みが進んでいる。同時に、余裕があるときは福祉車両に道を譲るなど、ソフト面も組み合わせるとより効果的かもしれない。

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