佐賀空港が「九州の玄関口」になる日 滑走路1.3倍延長で、東南アジア直行便&LCC拠点化という未来
1998年(平成10)年に開港し、2023年に開港25周年を迎えた佐賀空港(佐賀市)。県は国際線を中心に路線の拡大を狙い、滑走路の延長を視野に検討を進めている。
滑走路を500m延長

1998年(平成10)年に開港し、2023年に開港25周年を迎えた佐賀空港(佐賀市)。県は国際線を中心に路線の拡大を狙い、滑走路の延長を視野に検討を進めている。
このほど、専門家を招いた初めての審査会が開かれ、環境への影響について協議した。佐賀空港について県は、滑走路を現在の2000mから2500mに延長する計画。現在の滑走路の
・東側を500m延長する案
・西側を100m、東側を400m延長する案
のふたつを検討している。
環境影響評価審査会では、学識経験者、自然保護団体などから約15人が参加。県は、騒音や水質、生態系について、留意事項を踏まえることで重大な影響を回避・低減できると強調した。
佐賀空港は東アジアの主要都市に近く、九州各地に行きやすい空港として多くの利用がある。滑走路の延長は10年後の利用開始を想定し、計画を進める。
滑走路延長の2案では、経済面や環境面を総合的に判断し、東側に500m延長する案が有力で、この場合の概算事業費は約120億円を見込んでいる。県は
「(滑走路延長により)大型旅客機の発着が増えることから、騒音の範囲が広がることが懸念される。生活環境や自然環境への影響をできるだけ減らす努力をしていきたい」
としている。