もはやレジャー施設? 最新「道の駅」が大型化、温浴施設からアスレチックまでもはや何でもアリだ
県別の施設数順位

道の駅の施設数を見ると、当初と比べ徐々に増加ペースは鈍化してきているものの、右肩上がりに増加し続けていることがわかる。
現在はすべての都道府県に存在しており、北海道は地域が広大なこともあって127施設と突出した数を有しているが、それに次いで
・岐阜県:56施設
・長野県:53施設
・新潟県:42施設
となっており、これらの県が40施設以上有する比較的道の駅が多い県といえる。
11~20施設を有するのが16府県、21~30施設を有するのが15県となっており、大都市圏を除けば、おおむねの県で
「11~30施設」
を有している状況である。2023年に登録された施設は11施設あり、東北から九州までの全国各地で見られる。今後の開業を控えている施設もあり、さらに全国で道の駅は増えていくと考えられる。
後背マーケットの状況

道の駅を支える後背マーケットを見るため、1施設当たりの観光入込客数(観光庁が算出している共通基準の年間観光入込客数に回答のある都道府県のみ。
大都市圏は条件が異なるため除く)を算出すると、対象となる県の平均は1施設当たり762千人回(観光入込客の1回の来訪を1人回と数える)となった。施設数が多い岐阜県、長野県、新潟県だが、1施設当たりの観光入込客数はほぼ平均レベルとなっている。
・岩手県
・秋田県
・青森県
・愛媛県
などの県では30施設前後の道の駅を有しているが、1施設当たりの観光入込客数が平均を大きく下回っている。その一方で、施設数が16と比較的少ない茨城県は平均よりも大きい後背マーケットを抱えている。
県によって観光資源の形態が異なることもあって、観光入込客数の都道府県間の比較は難しく、このデータは参考値の域を出ないが、地域によって道の駅を取り巻く観光の後背マーケットの状況は大きく異なっている。