東名vs新東名 年間約6万kmを走る私が「東名」を迷わず選ぶワケ
2012年に新東名が開通してから、私のメインルートは新東名になったが、東名をまったく使わないわけではない。いったいなぜか。
15年の経験から見る東名の魅力
運転を始めてから15年、私(都野塚也、ドライブライター)はさまざまな経験をしてきた。もともと旅は好きだったが、特にマイカーを持つようになってからは、本当に日本各地に行くようになった。
遠方へ行くときはいつも高速道路を利用する。現在、日本にはたくさんの高速道路があるが、その半分以上を走ってきた。ちなみに就いている仕事も運転が主だ。現在、仕事で年間4万km、プライベートで2万km、合計6万kmを運転している。
近年は東京から名古屋・大阪方面へ行く機会が多い。東名高速道路(東名)は長らく東京と名古屋を結ぶ主要な高速道路ルートだった。しかし、2012年4月に新東名高速道路(新東名)が開通してからは、所要時間の短さや移動のしやすさから、新東名を走ることが多くなった。
とはいえ、東名も使う。東名と新東名が並走する静岡県の御殿場ジャンクション(JCT)から愛知県の豊田JCTまでの区間では、あえて東名を利用することが多い。
これは私の“東名愛”によるところもあるが、いくつかの確かな理由もある。なぜ今の時代に新東名ではなく東名を選ぶのか――皆さんの今後のビジネスやプライベートのドライブの参考になればという願いをこめて、説明していきたい。