もはやレジャー施設? 最新「道の駅」が大型化、温浴施設からアスレチックまでもはや何でもアリだ

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道の駅は近年、すでに供給過多で飽和状態に陥っているといわれているが、2023年もオープンが相次いだ。その傾向とは。

全国各地での新規開業

道の駅登録数推移。国土交通省公表データより作成。登録数は累計。2023年8月4日時点(画像:中村圭)
道の駅登録数推移。国土交通省公表データより作成。登録数は累計。2023年8月4日時点(画像:中村圭)

 4月28日には常総IC周辺の大規模複合施設「アグリサイエンスバレー常総」(茨城県常総市)に道の駅「常総」がオープンしている。

 常総市のアグリサイエンスバレー構想では、生産、加工、流通、販売までの機能を一貫して導入し、農業6次化を目指すとしており、道の駅は同プロジェクトにおける

・農業生産物情報発信
・交流人口拡大および加工品の販売拠点

と位置付けられている。

 また、6月25日にオープンした「まきのさんの道の駅・佐川」(高知県佐川町)は、佐川町と仁淀川流域の「ごちそう」が集うをコンセプトに、仁淀川流域の野菜などが並ぶ「まきのさんの市場」や、地場産品・地酒をとりそろえた土産店のほか、乳児にも安心な木育おもちゃ、木で構成されたプレイグラウンドがある「佐川おもちゃ美術館」が導入されている。

 これらのほかにも、2023年は

・いわて北三陸(岩手県久慈市)
・越前たけふ(福井県越前市)
・蓮如の里あわら(福井県あわら市)
・若狭美浜はまびより(福井県美浜町)
・和田宿ステーション(長野県長和町)
・海南サクアス(和歌山県海南市)
・きたごう(宮崎県日南市)
・もがみ(山形県最上町)

などの道の駅がオープンしている。

 近年、同質化が指摘される道の駅においては、温浴施設や公園、アスレチック、キャンプ、収穫体験などの時間消費機能を複合して、より

「レジャー性を高める」

傾向が見られる。レジャー施設が道の駅となるケースも相次いでいる。また、ハイウェイオアシスが地域の観光機能を担う施設として、道の駅を一体化する事例も増えている。

 このような動向から、道の駅はさまざまな機能を導入して大型化し、さらには大型開発プロジェクトに観光拠点として導入され、

「地域の一大拠点化」

する方向性が見られる。

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