「家電量販店のEV」どんなの? ヨドバシカメラが取扱い開始 公道走れる6車種

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ヨドバシカメラが小型EVの販売を開始。二輪から四輪まで、1人乗りから3人乗りまで6車種展開とバリエーション豊か。家電量販店ならではのサービスもある。

家電量販店ならではの“還元”もある

ヨドバシカメラで取扱いを開始した「REVERSE TRIKER 3.0」(Merkmal編集部撮影)。
ヨドバシカメラで取扱いを開始した「REVERSE TRIKER 3.0」(Merkmal編集部撮影)。

 ヨドバシカメラが取り扱う5車種は、車両区分がそれぞれ異なるのも特徴だ。歩道走行可(最高速度6km/h)のものから、原付登録のもの、ミニカー登録のものまである。

 展示されていた「EV-TUK TUK」「REVERSE TRIKER 3.0」はともに「側車付軽二輪」という扱い。キャビンにドアがついた3輪の「VF-3」と4輪の「VF-4」はミニカー登録だ。いずれも普通免許がないと運転できないが、車庫証明も車検も不要な点は大きなメリットだろう。

 ヨドバシカメラも、これら車両を近距離の買い物やドライブ、3人乗りの「EV-TUK TUK」は加えて送迎などに勧めており、軽自動車以上に区分されるような、一般的なイメージの“クルマ”ではない。しかし、その維持費は原付並みで、普段のアシとしてなら十分と思う人も少なくないはずだ。

 なお納車時は、3万円~18万円の配送料が別途かかるほか、登録手数料や1年補償などの諸費用を含めた「納車パック」(10万8000円~11万5000円)への加入が必要となる。また、アフターサービスも基本はメーカーとのやり取りになるという。

 これらはメーカーへの振り込みとなるため対象外だが、車両価格の10%は、ヨドバシカメラのポイントで還元される。この点も家電量販店ならではのサービスといえるのではないだろうか。

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