ヤマハ発の1人乗り電動車両「ニーモ」埼玉で実証実験 免許不要&公道可 協業企業発掘も
ヤマハ発動機が、1人乗り新型モビリティ「NeEMO(ニーモ)」の実証実験を行っている。ニーモは免許不要で、公道も走行可能。利活用の探求や協業パートナー発掘などを進める。
段差の乗り越し性を向上
ヤマハ発動機が、1人乗り新型モビリティ「NeEMO(ニーモ)」の実証実験を、2021年4月から6月にかけて埼玉県和光市で行っている。
ニーモは1人乗り低速モビリティのコンセプトモデル「YNF-01」をベースに、実用性を高め、公道での使用も可能とした新しいコンセプトの電動車両という。
「NeEMO」の名前は「Next Emotion(次なる感動)」の言葉から、「本モデルを目にした瞬間、行動の広がりや新しい乗り物への期待感、乗車時のフレッシュな姿への憧憬などを感じていただきたい」との意図からネーミングしたものという。
運転免許は不要。段差の乗り越し性能も強化し、より自由に出掛ける意欲をかき立てる車両としている。
実証実験では、免許返納後の移動手段や外出機会拡大による心身の健康増進など、新たな利活用の可能性を探る。また、協業パートナーの発掘も目的の一つとする。