世界に広がるスケボー熱! その歴史は、遊びのための「移動手段」として始まった
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日本では、スケートボードは遊びや娯楽といった「文化」としての側面が強い。その歴史とは。
法律とスケートボード

最近では法律上、道路での走行が認められていない地域や国もあれば、認められているところもある。米国のワシントン州ポートランドでは、スケートボードは歩道では禁止されているが、自転車道では一部の地域を除いて許可されている。そのため、遊びだけでなく移動手段としても使える。
日本では、道路交通法76条4項3号により交通量の多い公道でのスケートボードは実質禁止されている。そのため、移動手段というよりも、遊び・娯楽、あるいはスポーツである。
子どもの移動手段として生まれたスケートボードは、今や世界中の多様な人々が楽しむ娯楽やスポーツとして発展している。しかし、一部ではスケートボードに対するネガティブなパブリックイメージが浸透し、地域社会や住民とのあつれきを生んでいるところもある。
スケートボードが自由でクリエーティブな遊びであり娯楽であり、スポーツという文化活動であるならば、都市空間において建設的な影響を与えるはずだ。そのためにはまず、スケートボード、あるいはスケーターと社会が共存する道を見つけることが先決だろう。
●参考文献
・Borden, Iain(2010)Skateboarding, Space, and the City, Oxford International Publishers LTD (= 齋藤雅子・中川美穂・矢部恒彦訳(2010)『スケートボーディング・空間・都市』新曜社)
・清水麻帆(2023)『スケートボード資本論』水曜社