流れは鉄道>飛行機? 日立&アルストムが製造「英国版新幹線」360km/hで

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日立とアルストムが最高速度360km/hの高速鉄道車両を英国で生産する。欧州でも鉄道の高速化が遅れていたという英国において、鉄道のプレゼンスを高める象徴的な事業になりそうだ。欧州では確実に鉄道へ追い風が吹いている。

脱炭素の波に乗る鉄道

 高速鉄道により、自動車からの転換を図り、脱炭素に寄与するとバー氏は強調した。「高速鉄道が建設されれば、在来線に余剰が生まれ、そこへ貨物列車を走らせられるようになる」とのこと。貨物においても自動車から鉄道への転換を促進し、サステナビリティの目標に近づくことができると話す。

 自動車だけでなく、航空機から鉄道への転換も想定されている。

「イタリア政府も国内の移動に関しては、航空よりも鉄道に移行させるべく、鉄道へ投資をしている。この10月にはロンドンとエジンバラのあいだで『Lumo(ルモ)』の営業が始まったが、これも飛行機と競合する」。バー氏はこう話し、航空機から鉄道へのシフトに注力していく考えを示した。

 気候変動のなかで注目される鉄道。航空機も電動化やバイオ燃料などの開発が進められているが、世界で複数の高速鉄道計画が進行していることからも、鉄道に追い風が吹いているといえそうだ。

「英国には電化されていない路線も多い。車両のエンジンの代わりとなるバッテリーを提供し、CO2の削減を図る」。バー氏はこう話し、非電化路線の改良にも取り組む意向も示した。

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