クルマ購入時、「正規ディーラー」「販売代理店」どちらで買えばお得? そもそも両店はどう違うのか
街を歩いているときやクルマで走っているとき、自動車メーカーの看板を掲げた販売店をよく見かける。これをディーラーと呼ぶが、ディーラーにもさまざまな形態があるのをご存じだろうか。
「販売代理店」とは何か

正規ディーラーのように見え、メーカーの看板を掲げている販売代理店もある。「オーナーの名字 + モータース」などの屋号で営業している店も。詳しく見てみよう。繰り返しになるが、同社は「町のクルマ屋さん」として、地域社会と密接に結びついたビジネスを展開していると理解するのが正しいだろう。
●独自資本で運営している
正規ディーラーはメーカーの出資を受けているが、いわゆる“モータース”の大半は自己資本だけで経営している中小企業である。従業員が数十人いるところもあれば、「社長 + 家族」でほそぼそと経営しているところもある。繰り返しになるが、「街のクルマ屋さん」として、地域社会と密接に結びついたビジネスを展開していると理解するのが正しいだろう。
●自動車整備事業が主体
正規ディーラーの主な収益源は自動車販売であるが、ほとんどのモータースの収益は自動車整備である。長年付き合いのある顧客のクルマの買い替え時期になると、自社でクルマを仕入れ、ユーザーに販売する。そして、そのクルマの整備を請け負うことで経営が成り立っている。
●クルマはディーラーから仕入れている
モータースは小資本のため、自動車メーカーから直接クルマを仕入れることができない。そのため、正規ディーラーの特販部から新車を仕入れ、顧客に販売している。「メーカー → 正規ディーラー → モータース」という新車の流れは、正規ディーラーよりも新車価格が高いという印象を与える。しかし実際には、正規ディーラーよりも価格が安いことがある。これは特販部の販売価格とモータースの収益構造にカラクリがあるのだが、詳細は割愛する。