ホンダの北米EV充電「テスラ規格」採用が、実に賢明といえるこれだけの理由

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2023年9月7日、ホンダが2025年からテスラの電気自動車(EV)充電網を採用すると発表した。ただ、このニュースは驚くようなものではなく、むしろ自然な流れである。

レストラン事業にも参入

テスラダイナーのコンセプト。インベスターデイの資料より(画像:テスラ)
テスラダイナーのコンセプト。インベスターデイの資料より(画像:テスラ)

 テスラは、スーパーチャージャー網を活用した新たなビジネス展開も視野に入れている。

 NACSシステムの採用が進めば、テスラオーナー以外の利用者も増え、充電ステーションの混雑や充電待ち時間の長期化が懸念される。同社はこれを察知したのか、スーパーチャージャーを併設したレストランのオープンを準備している。

 1950年代風のレトロなアメリカンスタイルのレストランのコンセプトは、2023年3月の株主向けイベント「インベスターデイ」で発表され、すでに米国カリフォルニア州ロサンゼルス市建築安全局から建設許可が下りている。

 このレストランには32基のスーパーチャージャーとドライブインシアターが設置される予定で、EV充電体験の新時代のシンボルとして世界中に展開される可能性がある。

 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いといっても過言ではないテスラのスーパーチャージャー網だが、今のところ

「北米市場のみ」

の拡大が続いている。

 今後、欧州や中国、日本でも採用されるかどうかが、エネルギー事業のさらなる拡大のカギとなる。テスラがこれまで各国でEVシェアを伸ばしてきたように、今後はスーパーチャージャー網を積極的にアピールし、普及を進めていくことになりそうだ。

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