ドバイ航空ショーでエアバス408機受注 LCC中心に需要旺盛「回復裏付けられた」
エアバスがドバイ航空ショーで408機もの受注を獲得したと発表。航空業界の回復が裏付けられたという。その多くはLCCの発注。受注機種も幅広くなった。
コロナ後初の大規模航空ショーに見る旺盛な航空機需要
エアバスは2021年11月18日(ドバイ時間)、14日から4日間開催されたドバイ航空ショーにて、408機の受注を獲得したと発表した。コロナ禍以来、初めて大規模に開催された航空ショーで旺盛な需要が見られた。
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航空ショー初日には、インディゴ・パートナーズ傘下の航空会社が、A321neoファミリー255機の発注を確定。内訳は、ハンガリーのウィズ・エアが102機(75機のA321neoと27機のA321XLR)、米フロンティア航空が91機(A321neo)、メキシコのボラリスが39機(A321neo)、南米のジェットスマートが23機(21機のA321neoと2機のA321XLR)で、いずれもLCCだ。
さらに2日目には、エア・リース・コーポレーション(ALC)と111機発注の基本合意書を締結。発注機種はA350F貨物型7機を含む全エアバス機ファミリーに及んだという。
このほかにもLCCのほか、アラブ首長国連邦空軍やインドネシア国防省からの受注もあった。エアバスは「航空会社が業界の回復に確信を持っていることが裏付けられました」としている。