川重「水素航空機向けコア技術開発」がNEDO採択 3つの分野を研究

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「グリーンイノベーション基金事業/次世代航空機の開発プロジェクト」に、川崎重工の「水素航空機向けコア技術開発」が採択された。研究項目は3つの項目から構成され、2030年に地上での実証試験を計画しているという。

2030年に地上での実証試験を計画

次世代航空機のイメージ(画像:川崎重工)。
次世代航空機のイメージ(画像:川崎重工)。

 川崎重工は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構から公募された「グリーンイノベーション基金事業/次世代航空機の開発プロジェクト」に、「水素航空機向けコア技術開発」を提案し、2021年11月5日(金)に採択されたと発表した。

 水素航空機向けコア技術開発の研究項目は、「水素航空機向けエンジン燃焼器・システム技術開発」、「液化水素燃料貯蔵タンク開発」、「水素航空機機体構造検討」の3つで構成される。カーボンニュートラル社会に不可欠となる次世代航空機の実現に必要な機体・エンジン関連のコア技術開発を進めるとし、今後10年の開発期間で、コア技術を開発するとともにそれらを統合してシステム全体としてまとめ、2030年に地上での実証試験を計画しているとのことだ。

 川崎重工は、航空機の開発経験と自社の水素総合力を活用したCO2削減に貢献する水素航空機のコア技術開発をはじめ、別途採択された「液化水素サプライチェーンの商用化実証」などの水素事業を通じて、2050年までのカーボンニュートラル実現に貢献するとしている。