テスラ「自動運転タクシー」の潜在価値は130兆円 路地の多い日本でビジネス成り立つのか
投資銀行RBCキャピタルマーケッツは、自動運転タクシー市場に関する興味深いリポートを発表した。それによると、自動運転タクシーの市場は将来、全世界で8700億ドル(約127兆円)に達する可能性があるという。
日本交通会長の見解

日本の交通環境を考えると、現在ドライバーが行っている道路認識作業をすべてAIに任せるのは容易ではないようだ。
日本交通の川鍋一朗会長は、同社のYouTubeチャンネルで、この件について次のような個人的見解を表明している。
「例えば東京世田谷の路地で自動運転を行うには30年掛かるのではないか」
テスラが北米の次にテスラコネクションを導入するとしたら、交通環境の厳しいイギリスのロンドンになるかもしれない。
ここでの成果が、日本でのビジネス化への足がかりになるかもしれない。いずれにせよ、今後もテスラの動向から目が離せない。