米国新車市場の裏側! 販売台数好調も、初期品質は「3年連続悪化」 捻じれた現実が生んだジレンマとは

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2023年7月の米国新車販売台数は、前年同月比14.7%増の131万4312台となった。米国経済の先行き不透明感にもかかわらず、2023年1月以降、前年実績を上回る販売が続いている。

好調が続く米国新車販売

2023年上半期セールストップはゼネラルモーターズ(画像:ゼネラルモーターズ)
2023年上半期セールストップはゼネラルモーターズ(画像:ゼネラルモーターズ)

 2023年7月の米国新車販売台数は、前年同月比14.7%増の131万4312台となった。米国経済の先行き不透明感にもかかわらず、2023年1月以降、前年実績を上回る販売が続いている。

 こうした活況にもかかわらず、米調査会社JDパワーが6月22日に発表した米国の初期品質調査結果では、

「初期品質が3年連続で悪化している」

という意外な事実が明らかになった。

 調査は2023年2月から5月にかけて、米国で2023年モデルの新車を購入またはリースした9万3380人を対象に実施された。

 車両100台あたりの欠陥数(PP100)で測定した初期品質は、2023年に192であった。PP100は数字が大きいほど品質が悪いことを示す。

 過去3年間のPP100の推移は

・2021年:162
・2022年:180(前年比11%増)
・2023:192 (同7%増)

と、年々悪化している。

 37年目の調査では、前年比変動率は最大でも3%程度だったが、この3年間で30ポイントも上昇(+19%)し、過去最低を更新しており、品質への信頼が揺らいでいる実態が露呈している。

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