タクシーの車内、実は個人情報“ダダ漏れ状態” ドライバーの耳に勝手に入ってくるあれこれ 自己防衛するにはどうしたらいい?

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ニュース番組『ABEMA Prime』6月8日放送分で、ガソリンスタンドの従業員が、来店した著名人のクレジットカード番号、直筆サインの記されたレシート画像をSNSに投稿したことが紹介され、個人情報の在り方について討論された。

スマホ忘れは致命的

タクシー(画像:写真AC)
タクシー(画像:写真AC)

 最後に、忘れ物からも個人情報が漏れることがある。乗客が降車する際、ドライバーは忘れ物の声掛けを行うが、それでも忘れ物は絶えない。

・スマートフォン
・財布
・クレジットカード
・名刺入れ

など、個人を容易に特定できるものが少なくないのだ。

 特にスマートフォンには、自分の個人情報だけではなく、

「他人の個人情報」

も多く入っているため、扱いにはこれまで以上に慎重になるべきだ。

 個人情報に関する問い合わせは、タクシー会社や個人タクシー協会で受け付けている。何か疑問や不満に思うようなことがあれば問い合わせてみるのもいいだろう。

 繰り返しになるが、信頼できるドライバーなら話は別である。誠実で、優れた、尊敬できるドライバーはたくさんいる。この記事はドライバーへの不信感をあおるためではなく、利用者個人が最低限気を付けるべきこととしての、現場からのアドバイスである。

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