「キャブレター式バイク」はなぜ消えたのか? ノスタルジックで魅力的も、バイクに迫る世知辛い規制の山
かつては「バイク = キャブレター式」というイメージを持つ人も多く、2ストロークバイクには必ずキャブレター式エンジンが載っていた。しかし近年では、新車として販売するケースはめっきり見かけなくなった。なぜか。
今後どうなるのか

前述のとおり、キャブレター式バイクは
・インジェクション式の台頭
・排ガス規制
により、影をひそめるようになった。しかし、生産されていないわけではない。2023年現在、国内モデルとして販売されているキャブレター式バイクはごくわずかだが、入手方法はほかにも存在する。
それは、
・新興国向けモデル
・並行輸入モデル
である。
海外で生産・販売されている一部モデルは、日本でも輸入バイクとして手に入れることができる。“アジアンバイク”とも呼ばれるこのバイクは、キャブレター式モデルも存在するだけでなく、手頃な値段であるのが特徴で、日本のバイク市場に新たな旋風を巻き起こし始めている。
しかしその一方、ユーロ5よりもさらに厳しいとされる「ユーロ6」が、二輪車にも適用されるかもしれないといううわさもある。もしそうなれば、さらにキャブレター式バイクの肩身は狭くなるだろう。
技術が進歩し、電気で走るバイクも登場し始め、キャブレター式バイクの存在そのものが危ぶまれる声もある。新車で手に入れられるのはあと数年以内かもしれない。
古参のバイクファンの心中やいかに。