「キャブレター式バイク」はなぜ消えたのか? ノスタルジックで魅力的も、バイクに迫る世知辛い規制の山

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かつては「バイク = キャブレター式」というイメージを持つ人も多く、2ストロークバイクには必ずキャブレター式エンジンが載っていた。しかし近年では、新車として販売するケースはめっきり見かけなくなった。なぜか。

キャブレター式バイクの魅力

バイク(画像:写真AC)
バイク(画像:写真AC)

 かつては「バイク = キャブレター式」というイメージを持つ人も多く、2ストロークバイクには必ずキャブレター式エンジンが載っていた。しかし近年では、新車として販売するケースはめっきり見かけなくなった。

 キャブレターとは、エンジンへ燃料を供給するための

「燃料供給装置」

を指す。空気の力を利用するため、電気を使わずに燃料を噴射できる。

 キャブレターはシンプルなパーツで構成されているため、

・メンテナンス
・パーツ交換

が容易なのがメリットだ。さらに、アイドリング回転数などを任意でセッティングできる点も魅力的といえる。

 そして何より、キャブレター式エンジン独特の

・サウンド
・レスポンス

のよさは、ライダーを魅了する。

 そんなキャブレター式のバイクだが、なぜ新車発売がされなくなったのか。

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