上級会員の格差拡大? 「航空会社」がサービス面で差別化を図るワケ

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航空会社には、自社便などに多く搭乗する人を対象とした「上級会員」の制度が存在する。しかし、同じ上級会員でもサービス面で「差」を付ける航空会社が出てきている。いったいなぜか。

JALとANAの違い

空港で見られるANAのプレミアムカウンター(画像:シカマアキ)
空港で見られるANAのプレミアムカウンター(画像:シカマアキ)

 年間の搭乗回数が多い乗客向けのサービスだが、日系航空会社の場合、

・プレミアムメンバー(ANA)
・サービスステイタス(JAL)

として展開されている。

 例えばJALの場合、1月から12月までの搭乗実績で次年度(4月~翌年3月)のランクが決まる。

・JMBダイヤモンド
・JMBサファイア
・JMBクリスタル

といったランクがあり、空港にあるラウンジを無料で利用するには、JMBサファイア以上であることが条件である。

 JMBサファイアになるには、年間50回搭乗、またはそれ相当の搭乗ポイント(FLY ONポイント)が必要だ。その後は、カード年会費を支払うだけで上級会員としての資格を維持できるJALグローバルクラブ(JGC)に入会もできる。

 ANAもほぼ同様のしくみだ。しかし、JALと違い、搭乗回数実績がステータス達成条件に含まれていない。一方、飛行機利用以外の日々の買い物でステータスが獲得できるサービスがある。

 世界には「スターアライアンス」「ワンワールド」「スカイチーム」と、三つの航空連合がある。ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドに加盟する。同じ連合内であれば、一般的にはコードシェア便やマイレージサービスの相互利用が行われている。

 例えばANAの上級会員なら、ユナイテッド航空やルフトハンザドイツ航空、シンガポール航空など、他のスターアライアンスに属する航空会社でも同等のサービスが受けられ、マイルもたまる。

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