CAの「スニーカー着用」アリ?ナシ? かつてはヒール派大多数、元CAライターが語る切実事情とは

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客室乗務員がヒールのあるパンプスではなく、「スニーカー」を履くことについて、あなたは賛成だろうか、それとも反対だろうか。

見た目と実用性を兼ね備えた着地点が見つかるか

CAと乗客のイメージ(画像:写真AC)
CAと乗客のイメージ(画像:写真AC)

 伝統や古くからの習慣などによって

「不便だがこれが当たり前」

という感覚がいつの間にか生まれ、問題を改善可能な課題として捉えられなくなることはたくさんある。

 保安上でのメリットが多いにも関わらず、これまで快適性の高い靴の着用許可がなかなか進まなかった背景には、カジュアルなスニーカーでは演出しきれない

「プロフェッショナルさ」
「正装の概念」

が、潜在的にヒールに求められていたことが関係しているのではないか。

 フィンランドのフラッグシップキャリアであるフィンエアーは、2023年5月にフィンランドのシューズブランドと共同でCAと地上スタッフのためのスニーカーの開発を発表した。今秋から着用予定だという。

 フィンエアーは数年前よりブランド名の見えない黒スニーカーの着用は許可されていたが、今回それをさらに進展させた形になる。制服にマッチするスニーカーは会社のカラーや統一性を損ねることなく、かつ、社員の足元の健康問題にも寄り添う最適解だろう。

 ヒールを長時間履いていても疲れにくい人もいる。ヒールを好んで履きたいという人もいるだろう。近年、実際に現場で働く社員の声を聴き、それぞれの選択肢を残しながらも、古い体制やルールを改善につなげていく流れができているように感じる。

 時代や需要の変化に柔軟に対応して、スニーカーは

「アリ」

と先陣を切ったジップエアやエアージャパンに、ぜひ、他の航空会社も続いてくれることを大いに期待している。

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