CAの「スニーカー着用」アリ?ナシ? かつてはヒール派大多数、元CAライターが語る切実事情とは

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客室乗務員がヒールのあるパンプスではなく、「スニーカー」を履くことについて、あなたは賛成だろうか、それとも反対だろうか。

元CA「全面的に賛成」

ヒールのあるパンプス(画像:写真AC)
ヒールのあるパンプス(画像:写真AC)

 格安航空会社(LCC)に限らず、JALやANAなどの大手航空会社も続々と靴に関する社内規定を緩和する傾向にある。

 JALは新制服の導入に伴い、2020年4月よりヒールの下限規定が「3cm以上」から「0cm」に変更。同時にローファーやドライビングシューズの着用も可能となった。ANAも2020年5月より、パンプスのヒール高の下限規定を撤廃している。一方で、

「フォーマルさや制服とのバランスの観点」

でパンプス指定はそのまま残しているとのことだ。

 筆者(加藤舞、海外旅行ライター)はかつて、中東のエミレーツ航空でCAを7年間経験したが、スニーカー着用について「保安上と健康上」の理由で全面的に賛成だ。むしろ、最も重要なセキュリティーの面に着目する場合、スニーカーを禁止する理由が見当たらないとさえ感じる。

 航空会社にもよるが、実はCAは機内で常にヒールを履いているわけではない。中東3社では離陸後~着陸の前まではフラットなパンプスへの履き替えを行っている。不安定な空の上で足を滑らせたり、乗客の足を間違って踏んでしまったり、または乱気流などの不測の事態に対して支障をきたすことがないようにしたりと、空の上では安全で歩きやすい靴を履くようになっている。

 しかし、事故の確率が最も高いといわれる「離着陸時」にはハイヒールが必須だった。また多くの日系エアラインでは、2020年の規定変更以前は空の上でもハイヒールだった。

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