距離も区間もほぼ同じ 「東名」と「中央道」、走行するならどっちがアリか?
区間も距離もほぼ同じの東名、中央自動車道。走行するならどちらかいいのか。
区間も距離もほぼ同じ

全国各地に張り巡らされた高速道路。そのなかでも首都圏と中京圏の間は、日々多くの人が利用している。なぜなら、近畿圏から首都圏へ移動する人、高速道路沿道の人口が多いためだ。
そんな、首都圏~中京圏の交通を支えているのが東名高速道路(東名)、中央自動車道(中央道)だ。
両路線の区間は、
・東名:東京都世田谷区「東京IC」~愛知県小牧市「小牧IC」
・中央道:東京都杉並区「高井戸IC」~愛知県小牧市「小牧JCT」
と起点と終点は近いが、道中の経由地に違いがある。
東名は東京~神奈川~静岡~愛知と、太平洋側を中心に通り、かたや中央道は東京~神奈川~山梨~長野~岐阜~愛知と、南アルプスや中央アルプス付近を中心とした、山岳地帯を主に通る。
そんな東名と中央道だが、首都圏~中京圏の移動の際、
「どちらを通ればいいのか」
迷う人も多いのではないだろうか。
距離で見ると、
・東名:全長347km
・中央道:全長344km(支線除く)
とほぼ同じため、所要時間もさほど差がないように見える。
ただ、両者はそれぞれ特徴があり、道中の楽しみ方も若干変わるため、両路線のルート選びは意外と重要だ。
そこで、これまで多くの回数両路線を利用してきた私(都野塚也、ドライブライター)が、東名と中央道のどちらを利用するのがいいかを今回解説する。