日本と大違い! 英国でヘルメット「努力義務化」の声が上がらないワケ そもそも閣僚が反対、専用レーン整備が先決か

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4月1日から、自転車でのヘルメット着用が努力義務化された。いまだ着用は少数派だが、英国ではどうなのか。比較する。

自転車専用レーンの整備が不可欠

自転車用ヘルメットが並ぶ東京の店舗(画像:ハンズ)
自転車用ヘルメットが並ぶ東京の店舗(画像:ハンズ)

 フォーブスによれば、東京では自転車による移動は全体の交通の16%になるが、国全体で25%、都市によっては50%超のオランダでは、ヘルメットが義務付けられていないにも関わらず頭部外傷が頻発していない。

 オランダが自転車大国のため、自転車専用レーンが普及していることや、走行する車が少ないことが影響していると考えられている。

 ヘルメットに脳振とうを防ぐ効果がないのであれば、日本においても、

・自転車専用レーンの整備
・自転車の逆走(右側通行)禁止

を定着させていくことが不可欠だろう。それがすぐにはできないことで、個々にヘルメットを着用させるとしても、効果は限定的なのではないか。

 ヘルメット着用が進まなかったり、自転車に乗る人が減ったりしたら、制度が再検討される可能性もありそうだ。

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