なぜJALの「サーバーダウン」は批判され、LCCは批判されないのか? 3月タイムセールでANAに対抗も大炎上、ハイブランドゆえの困難とは

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1か月前に発生したJALのタイムセールにおけるサーバーダウン。LCCのセールでもサーバーダウンは起きるにもかかわらず、なぜ今回大きな批判を浴びたのか。

再開時に講じられた新対策

「JALスマイルキャンペーン」の紹介ページ(画像:JAL)
「JALスマイルキャンペーン」の紹介ページ(画像:JAL)

 セール再開時、

・国内線一律6600円(子ども4950円)
・セール実施期間は2日間

は、前回と同じだった。また、再開に合わせてJALは

・購入できる搭乗期間は2023年4月22日~28日
・仮想待合室の設置

といった新たな対策を講じた。

 まず、購入できる搭乗期間を当初の4月14日~5月31日から、4月下旬までの7日間に短くした。この期間は大型連休直前に当たり、セールから搭乗まで1か月もない。このため、インターネット上では

「仕事が休みづらい」
「帰省と重なる」

など、今回のセールを見送る声も多く聞かれた。購入できる対象期間を調整することで、アクセス集中のリスクを軽減したのだ。

 今回新設された「仮想待合室」とは、予約ページの前に表示される画面だ。購入希望者はここで、予約ページへ案内される順番が抽選で割り当てられるまで待機する。筆者(シカマアキ、旅行ジャーナリスト)がセール開始前後に試してみたところ、

「待ち時間1時間以上」

と表示された。

 開始直後から深夜にかけて「ずっと待たされている」という声が上がっていたものの、翌朝には待機状況はほぼ解消。31日午前中に再度見たところ、既に仮想待合室はなく、そのまま予約ページへ進めた。予約ページのアクセスを制限することで、サーバーダウンを回避した。

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