そういえば、覆面パトカーはなぜ「クラウン」ばかりなのか?

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トヨタ「クラウン」はなぜ覆面パトカーの定番車両に選ばれているのか。警察が愛用する車の理由について述べていこう。

最新は15代目クラウンか

配備が進められる220系クラウンパトカー(画像:写真AC)
配備が進められる220系クラウンパトカー(画像:写真AC)

 そんな覆面パトカーだが、1955(昭和30)年に始まった長いクラウンの歴史を経て、

「15代目クラウン(220系)が最新の覆面パトカーだ」

という声がSNS上でも見受けられるようになった。

 クラウン220系は2020年のマイナーチェンジ以降、既に16代目である230系クラウンの発表へと至っており、わずか4年という短い期間で販売終了となっている。

 インターネット上では、16代目クラウンをベースとした230系のクラウンパトカーの登場に期待する声もあるものの、220系が配備されてからの期間が長くないため、しばらくお目にかかることはないだろう。

 ちなみにSNSでは、

「220系の覆面パトカー発見!」
「黒もレアでカッコイイ!」

などの投稿を写真とともにアップする人も。

「まだ220系のパトカーは見慣れない」

という声もあるため、地域柄もあるが、クラウンパトカーの最新型は15代目である220系クラウンという状態がしばらく続きそうだ。

 警察庁御用達とも言えるクラウン。ドライバーからすれば違反していなくても「ドキッ」とする存在だが、クラウンならではの歴史や変化を追いかけてみると面白いかもしれない。

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