もうすぐ開業20周年 沖縄「ゆいレール」の進化が止まらない! 新造車両は定員1.5倍、沿線では大型施設の計画待ったなしだ

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「沖縄都市モノレール」(ゆいレール)が輸送力増強に向けて大きく前進している。2023年8月に開業20年を迎えるゆいレールの「進化」を追った。

観光客にもうれしい延伸区間

2019年10月に開業した区間の終点「てだこ浦西駅」。パークアンドライド対応の大型立体駐車場が併設されている(写真右。画像:若杉優貴)
2019年10月に開業した区間の終点「てだこ浦西駅」。パークアンドライド対応の大型立体駐車場が併設されている(写真右。画像:若杉優貴)

 さて、ゆいレールといえば先述した通り、2019年10月に首里~てだこ浦西間が延伸開業したことも記憶に新しい。一方で、この新区間については観光客の利用も少なく、ラッシュ時などを除くと、客が少ない状況が続いている。ゆいレールの経営安定化には、この区間の利用促進が喫緊の課題となるであろう。

 沖縄県民でも「延伸区間はまだ利用したことがない」という人が多いであろうが、この延伸は県外からの観光客にも大きな利便性向上となった。実は、てだこ浦西駅の近くの沖縄自動車道上には、高速バスのりば「幸地バス停」が設けられており、「モノレールと高速バスの乗り継ぎ結節点」となっているのだ。

 この幸地バス停を使えば、那覇市街地の渋滞に巻き込まれることなく高速バスを利用することができ、観光客からも人気を集める県内最大のショッピングセンター「イオンモール沖縄ライカム」近くの山里バス停までわずか10分、県中部の拠点である名護バスセンターまでは約1時間、本部半島の美ら海水族館へも約1時間40分で到達できる。

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