もうすぐ開業20周年 沖縄「ゆいレール」の進化が止まらない! 新造車両は定員1.5倍、沿線では大型施設の計画待ったなしだ
「沖縄都市モノレール」(ゆいレール)が輸送力増強に向けて大きく前進している。2023年8月に開業20年を迎えるゆいレールの「進化」を追った。
「3両化」に向けた工事が進むゆいレール各駅

県民・観光客の双方に「ゆいレールの便利さ」が浸透するなか、問題となっていたのが「車内の混雑」だ。
列車本数は開通当初よりも増発されているものの、混雑は、通勤通学ラッシュ時はもちろんのこと、観光シーズンの飛行機発着が多い時間帯にも、始発の那覇空港駅から座れない状態となることが多かった。
そこで持ち上がったのが、ゆいレールの3両編成化だ。ゆいレールは開通当初から全列車2両編成で運行されてきたが、将来の需要増を見越してホームは3両分の長さとなっていた。しかし、増車を行えばすぐ3両編成の列車が運行できるわけではない。各駅の保安装置や安全柵(ホームドア)の更新が必要となるためだ。
3両編成化に向けた工事は2022年1月に始まっており、すでにいくつかの駅では3両分のホームドアが設置済みだ。また、2023年1月には、ゆいレール初となる「中間車」が那覇港から車両基地へと搬入された。
3両編成車の一部は2023年度中に走り始める予定で、当面は全25編成中9編成を3両化させる計画。1編成あたり165人だった乗車定員は、3両化により251人へと大幅に増加する。