「先頭の合流 = ズルい」なんてまだ言ってるの? 誤解された「ファスナー合流」、実は渋滞減らすメリットがあった

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「ファスナー合流」、あるいは「ジッパー合流」と呼ばれるクルマの交通方法がある。すべてのドライバーに共有されれば、渋滞が緩和されるこの方法を解説する。

合流は交互に1台ずつ

ファスナー合流とは?(画像:写真AC)
ファスナー合流とは?(画像:写真AC)

「ファスナー合流」、あるいは「ジッパー合流」と呼ばれるクルマの交通方法がある。本線と側道(高速道路などの加速車線)の2車線が、ひとつの車線に合流するポイントなどで推奨される方法で、この方法がすべてのドライバーに共有されれば、渋滞が緩和され、さらにはドライバーたちのイライラも軽減するという優れものである。また、これはあまり指摘されていないことだが、ファスナー合流を「知っておくだけ」でイライラが軽減する可能性すらある。このファスナー合流について解説していきたい。

 ファスナー合流はここ数年で聞かれるようになった言葉で、中日本高速道路(NEXCO中日本)が2019年11月に導入した事例が有名である(詳しくは後述)。比較的新しい考え方なので、目下ドライバー間に徐々に浸透している最中であろう。

 では、具体的にどのようなものか。ごく簡単に説明すると、「合流は交互に1台ずつ」という、それだけである。本線に側道からの合流がある場合、車の順番は「本線・側道・本線・側道」と規則正しく交互になることが望ましい。これがファスナー合流であり、「本線を走るドライバーさんは、側道から合流してくる車を一台ずつ入れてあげてください」という譲り合い精神提唱のニュアンスを含んで、この言葉が使われることが多いようである。

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