「猫バンバン」に新事実 真冬より「6月」トラブルのが13倍も多かった! バンバン広めて世界を優しくしよう

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真冬になると、ドライべーへの注意喚起として耳にすることが増える「猫バンバン」。しかし、注意すべきなのは冬だけではないようだ。

JAFが調査、6月の救援要請は284件

車と猫のイメージ(画像:写真AC)
車と猫のイメージ(画像:写真AC)

 住宅街を歩いていると、日だまりで昼寝をしている猫に出会うことがある。それはたいてい晴れた日で、雨だとぱったり見かけなくなる。どこに隠れているのだろうと不思議に思ったら、注意したい。もしかしたら、あなたの車のエンジンルームにじっと潜んでいるかもしれない。

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 2022年11月、JAFが「猫がクルマに入り込んだことによるトラブル」について「6月」1か月間にあった救援要請の件数を発表した。

 ドライバーが「エンジンルームに猫が入り込んでしまった」とロードサービスを要請したケースをカウントしたもの。6月は、1月調査(21件)の13.5倍となる284件(全国)だった。

 まず近年の自動車について簡単に解説するが、昨今の車両は、空力性能の向上ひいては燃費性能向上のため、車両下部全体を平らなパネルで覆っている場合も多い。エンジン下部も例外ではない。

 かつては、エンジンルームをのぞき込めば車両下の地面が見える車両も多かったが、現在ではめっきり減少している。

 つまり、猫にとってはエンジンルーム内に侵入することが難しくなっているはずだ。それにも関わらず、猫の侵入トラブルは根絶されていない。6月の284件というのも、氷山の一角である可能性は高い。

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