MaaS Tech Japan、MaaSデータ基盤のベータ版開発完了 混雑情報ダッシュボードを公開

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MaaS Tech Japanが、移動情報統合データ(MaaSデータ)基盤「TraISARE」のベータ版の開発を完了させ、これを活用した混雑情報ダッシュボード「PeopleFrow」を公開した。

交通事業者1万以上のデータが取り扱い可能に

混雑情報ダッシュボード「PeopleFrow」の画面イメージ(画像:MaaS Tech Japan)。
混雑情報ダッシュボード「PeopleFrow」の画面イメージ(画像:MaaS Tech Japan)。

 MaaS Tech Japanは2021年4月22日(木)、開発を進めてきた移動情報統合データ(MaaSデータ)基盤「TraISARE」のベータ版の開発が完了し、これを活用した混雑情報ダッシュボード「PeopleFrow」を公開した。

 MaaSはユーザー、交通事業者、目的の3つのデータをつなぐことで、交通の最適化が進むとともに、データを活用した新たなビジネスの創出も期待されている。

 MaaS Tech Japanは、様々な形式、フォーマットで保有されているモビリティデータを連携させ、分析・予測を可能とするTraISAREを2019年から開発中。今回のベータ版開発完了により、TraISAREは国内1万以上の交通事業者が保有する数々のデータ全ての取り扱いが可能になったという。

 ユーザー向けMaaSアプリや事業者向け分析サービスなどとAPI連携することにより、街全体の交通の運行状況や利用実態、混雑・遅延などのリアルタイムデータを踏まえた行動変容の提案、統計処理・機械学習処理によるデータ解析・最適化検討などに活用できるとしている。

 PeopleFrowは、駅などの将来の混雑予測と過去の類似日の混雑情報を提供する。鉄道駅・路線は公共交通オープンデータ協議会、混雑統計はゼンリンおよびゼンリンデータコムのデータを活用する。対象エリアは首都圏で、期間は5月末までの予定。